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両手打ちフォアハンド

つい先日、ツアーシングルス初優勝の実績を残した森上亜希子さん.
身長は166センチなのに体重は52キロとかなり細身だ.

昨今のパワーテニスに対抗する、この細身の森上さんの秘密は、ご存知フォアバック両手打ち.
パワーだけでない、緩急やコースの幅をつけた組み立てが持ち味.

◇森上、2番手争いでリード 両手打ちでパワーに対抗@Tennis.365

 長身のパワーヒッターが目立ってきた女子テニス界。166センチ、52キロと細身の森上が戦うのは楽ではないが、フォア、バックとも両手打ちで、緩急の付け方や配球などパワーに対抗する戦略に工夫を重ねてきた。

 大阪市出身で、16歳で米国のアカデミーに入った。98年にプロ転向し、飛躍したのは2003年だった。4月に世界ランキングが初の2けたに。初出場のウィンブルドン選手権では3回戦に進んだ。その後も実力を保ち、国別対抗戦、フェド杯で抜群の強さを発揮するなど精神的にタフな選手だ。

どちらかといえばベースラインで揺さぶるタイプか.

**
さて両手打ちフォアハンド、なかなかアマチュアの大会でお目にかかることは稀だ.
プロでも男女ともにいるものの、数はやっぱり少ない.

バックハンドの両手打ちは主たる目的がパワーアップになるが、フォアハンド両手打ちはどうもそれだけではないらしい.

◇両手打ちフォアハンドのイメージ@Tennis.365(テニスレッスン)

むしろ両手打ちにすることは、安定性が増すという意味で価値があると言える。なぜなら、両手でラケットを持つと、片手の場合よりも動きが制限されるため、余計なことをしにくい(すなわち変なクセがつきにくい)からだ。とくにテイクバックに問題がある人や、面が不安定でミスが多いという人には効果があるので、元々は片手打ちだったのに、あえて両手打ちに変えるという人も実際にいる。
両手打ちならば、テイクバックを大きく引こうとしても引けないし、面のグラつきも起こりにくいので、ミスを恐れず自信を持って振り切ることができる。つまり、安定して強く打てるようになりやすいのだ。
腕の自由度が少なくなるという一見デメリットが、逆にフォームが安定するというメリットにつながっている.

意外と低いボールや浅いボールも苦にならないらしく、低いボールはラケットヘッドを下げて、浅いボールはスライスでアプローチショットで対応するのがセオリー.

残る問題は遠いボール.
両手打ちのリーチが短いという弱点だけは、フットワークと一瞬でも早く読むことでカバーするしかない.
それも求められるのは、やっぱりオープンスタンス、クローズドスタンス、ランニングショットの3種類の処理.

両手打ちフォア・バックのマスターは、かなりのセンスと練習の積み重ねを求められることは間違いなさそうだ.

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リンク

森上、2番手争いでリード 両手打ちでパワーに対抗@Tennis.365(2007年5月13日)

両手打ちフォアハンドのイメージ@Tennis.365(テニスレッスン)

akiko-morigami.com 森上亜希子公式ページ

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コメント

右肘がテニスエルボーになって
しばらくテニスをお休みしました。
休み明けにコーチに相談したら両手打ちを
勧められました。
そこで、フォアもバックも片手から両手に
変更。
バックは意識しないのになぜか、強いトップスピンが
かかるようになり、安定度(コートに入る確率)が
格段にアップしました。
フォアはトップスピンはあまりかからず、
フラット系のボールが飛んでゆきます。
フォアの方はバックと違い意識してトップスピンを打つ練習をしました。
フォア、バックともストロークは以前よりも、より安定しました。

私は怪我がきっかけで、両手打ちに転向しましたが、
はじめから両手打ちにしておけば良かったと思っている程です。
それは上記にあるように余計な無駄な動きが
両手打ちの場合にはできなくなった為、
ストロークの安定性があがったからです。
(私の場合ですが。)

両手打ちはリーチが短くなる事は、その通りですが、
その事でゲームが左右される事は殆どありません。
(ただしボレーは違ってきますので、
 私はボレーは片手でしています。)

両手打ち転向にはセンスと練習量が要るとのご意見も
ありましたが、私の経験から考えると転向はさほど難しくありません。

練習の頻度にもよると思いますが、それまでに
片手打ちで打てていた方は1ヶ月もあれば
十分だと思います。
両手打ちといってもまったく新しい
技術ではなく、片手打ちの時の経験が
かなり活かされます。

安定性を重視される方には是非、
おすすめしたい打ち方です。

投稿: Jedi Master | 2012/04/25 午前 02時55分

なるほど、肘の故障から両手打ちに転向される方がいることは想像できませんでした.
確かに右ひじへの負担は減りますね.

30代後半以上は肘などの罹患率が急激に上昇するデータもありますの(40代で約6割)、これは腰などの回転の切れが悪くなり、肘でカバーしようとするのが原因らしいです.

...これを、自分自身に言い聞かせる毎日の30代男です(笑;

投稿: TickTack>あど | 2007/05/23 午後 10時56分

 おいどんは右肘を壊してから両手打ちに変更しましたが、威力のあるボールを打つためには身体の回転を意識しないと難しい。でもラケットセットが早いのでミスは減りますね。遠い球はあきらめて追いかけません。。。

投稿: あど | 2007/05/23 午前 05時54分

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