フタバヤ・ゲームシャーク
ラケットメーカ・シリーズは、更なる深みへと向かっていく。
カワサキラケットより、さらに分からないメーカがフタバヤラケット.
同じく、全日本インドア入賞者一覧を見る限り、1985年まで入賞している.
フタバヤ ウィニングショット 等の名品を世に送り出し、デカラケ開発で1976(昭和51)年ヒット商品9位に食い込みながら(ということは最初のデカラケ開発メーカだったんですね)、ひっそりと時代とともに消えていったようだ.
実はフタバヤ、いまをときめくプリンスの最初の日本代理店でもあった。
「HEAD」の創始者であるハワード・ヘッドは大成功したHEADを売却し、趣味のテニスラケット開発のために農機具メーカであった「プリンス」を買収。
ここで近代ラケットの元祖となる110平方インチのフェースを持つ「ラージヘッドラケット」を開発。
全米で大ヒットしたそのラケットに目をつけたフタバヤラケットは代理店契約を結ぶ。
しかし、なかなか大ヒットには恵まれず、今のプリンス代理店であるダイワ精工に販売権を売却してしまう。
このプリンスにまつわるくだりの出典はこちら。Prince Classic / プリンスクラシック
プリンスの「ラージヘッドラケット」、それを生かした自社製品であるデカラケ..のヒット...にもかかわらず、過去の2大メーカとして忘れ去られようとしている、フタバヤ。
正式会社名はフタバヤ ラケット製作所。
プリンスの販売権を持つ続けていれば、あるいは、フタバヤ・ゲームシャークとかあったかも。
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